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その他

住み心地

ログハウスは家に入ると木の香りがして...というようなことがよく言われますが、住んで1ヵ月も経つと木の香りは感じなくなります。

建築中は雨が降ったりして湿度が高くなるとログ材からパイン特有の樹脂のにおいがして体調が悪い時などは気持ちが悪くなるくらいで、これで住めるのかなと思ったりしたものです。
今では、それよりもキッチンの油のにおいの方が気になったりします...

春

日々、木々の緑が濃くなってくる春には天気が良くても悪くても楽しめます。

木々の間から差してくる日差しも気持ちのよいものですが、雨が降って木々のにおいが濃くなるのも、なかなか雰囲気がよいものです。

夏は低湿度で夏でもエアコンがいらないくらい過ごし易いです。

秋

秋はもちろん紅葉です。居間のソファに座るとフランス窓を通して沢が眺められますので、家に居ながらにして窓の外に紅葉が楽しめます。

まあ、これはログハウスには直接関係のないことではありますが...

冬

冬は朝の最低気温がマイナスの日でも室内が10℃以下に下がっていることは、あまりありません。

これは夜中に蓄熱暖房から、少しずつ漏れてくる熱の為だと思っていますが、TALO松本さんのモデルハウスでは前日に薪ストーブを焚いていると次の日の朝には同じように暖かいらしいので、前日部屋が暖まっているかどうかという問題かもしれません。

また、床板が結構厚い(25mm)せいか、冬に部屋を裸足で歩いても冷たく感じないのがいいですね。

鉄筋のマンションに住んでいた時は冬に暖房を付けると窓が結露して困っていましたが、ログハウスでは今のところ問題は発生していません。
これには湿度調整の機能があるログハウスであるということに加えて暖房源が石油ストーブから蓄熱暖房に変わったことや窓が二重になっているなども影響していると思います。

近くに流れている沢の音は外に出ていると雨が降っているのかと思うほどの音量がありますが、部屋に入って窓を閉めると、まったく聞こえなくなりますのでログ壁や建具の遮音性は高いと思います。


残材料

残部材1

最近は、そうでもないようですが、ログハウスを建て終わった後に端材も含めて2トン近いの木材が余ります。

ログそのものは予備で入っている数本程度しか残りませんが、天井材、床材、間仕切り壁材などの内装材がかなり余ります。内装材ですので多めに部材を入れておいて、その中から表面のきれいな材だけ選んで使うという思想なのかもしれません。

内装材はログに比べて長さの割りに薄かったり細かったりしますので節が抜けていたり、割れていたり、ゆがんでいたりで長いままで使おうとすると使えない部材がかなり出ます。

薪ストーブがある場合には、これらの端材や廃材が燃料に使えますので楽です。また、長いままでは使えない材でも適切に木取りをすれば使える部分もありますので家具や小物を作るのに役に立ちます。


ごみの処理

建築終了後は廃材を含めて結構なごみが出ます。

これらは産業廃棄物として処理する必要があり、専門の業者さんに処理をお願いしないといけません。

処理費用はごみの体積で計算され、これも結構、お金(量にもよりますが私の場合で十数万円)がかかります。



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