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パラメーター

パラメーターサーバーに記録されている情報をパラメーターといいます。

パラメーターサーバーはマスター起動と同時に起動されます。

以下では、このパラメーターをコマンド、プログラム、ローンチファイルから利用する方法について説明します。


パラメーターコマンド

コマンドを使ってパラメーターの読み書きが出来ます。また、パラメータの一覧を表示する ことも出来ます。


パラメーターの書き込み

以下のコマンドでパラメータに値を書き込むことが出来ます。

パラメータ名は文字列で設定します。
パラメータ値はstd::string, bool, int, doubleのいずれかで値を設定します。



パラメーターの読み出し

以下のコマンドで指定したパラメータの値を読み出すことが出来ます。


以下のコマンドで指定した名前空間の全てのパラメータの値を読み出すことが出来ます。


以下のコマンドで登録されている全てのパラメータの値を読み出すことが出来ます。



ファイルへのパラメーターの書き込み

以下のコマンドでパラメーターをファイルに書き込むことが出来ます。
名前空間名を指定しない場合はグローバル名前空間「/」となります。



ファイルからのパラメーターの読み出し

以下のコマンドでファイルから読み出した値をパラメーターに書き込むことが出来ます。
名前空間名を指定しない場合はグローバル名前空間「/」となります。



パラメーターの一覧表示

以下のコマンドで全パラメータの一覧を表示することが出来ます。



プログラムからのパラメーターへのアクセス

パラメーターへアクセスするサンプルプログラム

以下のプログラムはパラメータへの書き込みと読み出しを行うサンプルプログラムです。



パラメーターへアクセスするサンプルプログラムの説明

次の2行はノードを作る際に、お約束で必ず呼び出さないといけないAPIです。

詳しくは「簡単なプログラムを作って動かしてみる」の「プログラムの簡単な説明」を 見てください。


次のAPIを使い指定したパラメータparam_strに値"Hello Wordl"を書き込んでいます。


次の1行目のAPIで指定したパラメータの値を読み出し。2行目のマクロで表示しています。



ローンチファイルでパラメーターへのアクセス

ローンチファイルでパラメーターへ値を書き込むことが出来ます。


ローンチファイルでパラメーターの書き込み

ローンチファイルへ以下を記載することで指定したパラメータへ値を書き込むことが出来ます。



ローンチファイルでファイルからパラメーターへの書き込み

ローンチファイルへ以下を記載することでファイルから読み出した値をパラメーターに書き込むことが出来ます。


又は以下のようにfindを使ってパスを探させます。




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