10秒で作業開始のPCバッグを作る
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左写真はAmazonで購入したcocoon 11インチノートパソコンケースCPS350BK(\1300)です。
このパソコンケースを加工して、今回のバッグを作りました。
cocoonは元々ショルダーバックなので左写真のようにショルダーベルトを引っ掛けるためのDリングが上部2ヶ所の角に付いています。これを利用して使いやすくします。
左写真はAmazonで購入したメーカー不明のワンショルダーバッグ(\2700)から外したショルダーベルトです。
下端のT字になっている部分はワンショルダーバッグに初めからベルト固定用に付いていた厚い布片です。この布片とバッグ本体の隙間にカッターナイフの刃を差し入れて、布片とバッグを縫製してあった糸を切り離しました。
左写真はホームセンターで購入した吊り金具(6個\150)です。
本来は額縁を吊るために額縁の裏につける金具ですが、今回はcocoon開口部の角度を調整する紐を付けるために使いました。
左写真はアウトドアーショップで購入した紐固定具と紐端がほつれないようにするプラスチック部品です。
この紐固定具は吊り紐の長さを調整するために使います。
左写真はホームセンターで購入したハトメセット(\500)です。
ハトメは吊り金具をバッグに固定するのに使いました。
写真下にある2つがハトメでオス、メスの2種類(棒状の部分の高さが違う)があります。
左写真はAmazonで購入したゴールドウィン製レインカバーGSM7916R(\1080)です。
サイズがちょうどcocoonに合っていたので防水用に購入しました。
ハトメセットにはハトメを潰すための工具(写真上)も付いていました。
この工具と金槌でハトメを叩いて固定します。
ワンショルダーバックから切り離したショルダーベルト固定用の厚い布片をcocoonに左写真の位置に縫い付けました。
近所のスーパー店内にあった服修理店に縫製を頼んだところ、そこから外注に出すので、どうせなら外注先のカバン屋さんに直接発注した方がよいと教えてもらい、そのカバン屋さんで縫い付けてもらいました。
排気口用ハトメ5個の取り付けも含めて費用はだいたい\4000くらいでした。
左写真は縫い付けたショルダーベルトのフックをcocoon右上のDリングに固定した状態です。
カバン屋さんでショルダーベルトを縫い付けてもらうついでにcocoon上下部に排気口代わりにベルト用の細長いハトメを何個かつけてもらいました。
ハトメは銀色でしたのでハトメ部分をマスキングして黒色に塗っています。
排気口以外にケーブル取り出し口が必要でしたがベルト用のハトメでは小さ過ぎてコネクタが通らなかったので、後加工でケーブル取り出し口を付けました。
ケーブル取り出し口の縁を補強するために100円均一で購入した革製の名前札を使っています。
排気口からゴミ等が入り込まないように内側から網を張り付けています。
元々のcocoonでは開口部が180度以上開いてしまうので、これを90度に抑えるために左写真のようにバッグの表側と裏側を紐で繋ぎます。この紐は吊り金具を使ってバッグの左右につけます。
吊り紐の長さを調整するために左写真のように紐固定具を使います。
cocoon開口部の開口角度が90度に固定されるように吊り紐の長さを調整すると左写真のようになります。
ノートPCはベルクロテープ(マジックテープ)を使ってcocoonの表側内部に張り付けます。
このため、cocoonの表側内部には左写真のように2本の鈎側ベルクロテープを横幅いっぱいに貼り付けてあります。
製作費用は材料費と縫製費合計で約10000円でした。
外注した縫製費が思ったよりかかり1/4を締めています。ジーンズなどの厚手の生地が縫えるミシンがあるなら、それを使って自分でやってみた方が安上がりです。